週末備忘録

2017年04月09日 21:33

4/3(月)
本社から、後輩が異動してきた。彼の歓迎会で、部長・副部長らと飲む。そのなかで、「お前が残って、どんだけの人が安心したと思っているんだ」と褒められる。褒められるのは嬉しいことであるが、どうも、どう自分のなかで整理したらよいか、良くわからない。昔から、あまり褒められなかったせいだろうか。

4/4(火)
「風のイエ」という構想が、以前あった。実現することを想定しつつ、そのため、敷地にとらわれず、住むことの普遍性を考えていた。今、その考えが透明になり、それこそ風のイエになってしまったことに、ふと気付いた。
その「場所」を考えない設計など、今の私にはない。それは、木造のお寺を設計して、殊に実感していることである。
私の思想は、徐々に、やっと、かつての戦友に近づいているのだ。

4/5(水)
お寺の木造化ということを考えて行くと、構造設計は2種類あることをしった。在来工法と伝統工法である。そんなことも知らず、よく日本建築をやりたいなどと言えたものだが、とにかく専門書を購入し、自分なりに調べた。
在来工法は仕様規定のため、簡単なのだが、社寺本来が持っているような素材への応答、構造的解釈が消えてしまう。そのため、伝統工法への道を探ると、限界耐力計算ということになるのであるが、それは周囲の構造設計者には無理だそうで、未経験なことをお願いすると、彼らはたじろぐ。それは、そうだろう。
色々な要因を整理しつつ、しかし、自分の正義と興味を前面に、今、私は、活き活きと、設計している。

4/7(金)
御殿場案件が竣工し、見学に行く。かつて、自分を苦しめた案件。着工してから、全く現地を見ていないため、いきなり完成形を見た。
思うことは色々あるが、私には遠い建築ということであり、私の周りにいる意匠設計者とは、もっともっと遠い存在であることを再認識した。
私は、革新的な建築に興味がない。そこら辺に転がっているような、誰もが見過ごし、いつか消え、或いは、当たり前であるが故に残っているような、そんな建築が私は好きだ。

4/8(土)
朝から京都へ。賃貸用の町屋を見る。とても面白い。築100年前の物件は、2階の床が斜めになっているが、100年という期間を考えると、興味深い。内藤廣さんの言葉が浮かぶ。100年後の建築を考えたければ、100年前を考えること。
いつものようにスタバ付きの蔦屋で少し休んでから、名古屋へ帰宅。20時には熟睡。

4/9(日)
ゆっくり起きてから、着付けの自主連。袴を着るのは久々で、苦労しながら、休憩しながら、なんとか思いだした。
それに疲れたのか、午後計3時間程昼寝。ずいぶんと疲れている。
夕飯は長崎ちゃんぽん。それからゆっくり時間を過ごしている。
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