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週末備忘録

2017年02月12日 21:06

2/6(月)
会社にいると疲れる。左右には、優秀な上司と先輩。彼らの目指す道と、私が目指す道が明確に異なるとわかっている今、彼らと空間を共にすることは、精神的に疲弊する。

2/7(火)
仕上について、リストをまとめる。面倒くさい仕事だが、作業に集中できるという意味で、私には幸福な時間だった。道が見えない仕事の指揮を執ることの方が、よっぽど難しい。
施工現場にて、歪な空間に魅力を感じる。空間に張り出した梁、ブレースを隠すため斜めに切られた開口部。どれも、設計者として好ましいものではないだろうが、(基本設計が他社である)この建築において、唯一(とは言い過ぎだが)美しいと思える部分である。
最近、空港にいる時間が、就活の時間となっている。色々調べては電話をする。

2/8(水)
会社の給湯室にて、お茶のティーパックをお湯につけ30秒待つ。この時間が、私にはとても貴重な時間。
仕事帰りに、ビッグカメラに寄る。RICOH GRに悩みながら、ふと、ミラーレス一眼レフのソニーαを手にしてみる。そして、その凄さを知る。まるで、被写体を捉えるマシンガンである。レンズ合わせて25万だが、こういう世界があるのだな。また、ファインダーで覗いた方が、その世界に没入出来て良い。

2/9(木)
疲れが取れない。とにかく、疲れている。

2/10(金)
この日は、今までの会社人生でも、もっともドラマティックな1日だったかもしれない。
社寺案件の融資が降りた事を受け、朝、営業が部長席に話をもってくる。当然私も呼ばれ、案件が進むことが決定した。上司達は驚き、また、私を担当させるはずだったいくつかの案件は宙づりになり、周囲とは、良い意味で、関係がギクシャクした。彼らは、私に社寺から離れさせたいが如く、私に振る舞ったが、私の意志が、社会的に通ってしまった。
融資が降りた事は1週間前に知っていたが、会社を辞することを決めていた私としては「今更そんなこと言われても」という気持であったが、当時の自分が丹精込めて作った計画を見返すだけで、その鬱屈した思いは、角砂糖が解けるように、消えて行った。
とは言っても、社寺部に行ける話があるわけではないため、私は、ここから自分で仕事を増やそうと思った。まず、社内の社寺好きな偉い方に挨拶し、受注の報告をした。これまでは、そんなこと出来なかった。受注できなければ、営業設計だけでは、会社の金を使ってお遊びしたのと同じだと思われているような気がした。だけど、今は声を大にして言える。私は、社寺設計者だと。

2/11(土)
午前は、初釜が行われた三好の茶室の実測調査。茶道の先生にお礼がてら図面も送ろうかと思い、また、自分の勉強のために実施。これがとてもとても楽しい。学生の頃、コルビュジエの図面をトレースするような感覚である。
午後は、半日かけ図面化。なかなか疲れる作業ではあった。
実測の際、茶室管理人の方に、一応名刺をお渡した。市の文化施設の為、民間企業がどこまで関われるかわからないが、「社寺設計のポルコです」と、私は挨拶した。
この日は雪。夜は家の中で、ボクササイズを1時間こなす。

2/12(日)
午前はキンコーズへ。図面の印刷とスキャン。なかなか良い仕上がり。
午後は、ゆっくり読書と昼寝。夕方はランニング。
週末は、これまでは陰鬱とした気持ちしかなかった。今は、晴れている。
それは、道があるからだ。希望があるからだ。
それは幻想かもしれない。でも、幻想が希望の源である。幻想が抱けなければ、楽しく生きることなどできない。


追伸
静岡のYくん。そんな感じの日々を過ごしました。会社の方々からすると、やや「特殊」な私は、これまで「平常」になるが如く必死に指導をされてきましたが、晴れて「特殊」であることを認めざるを得ない状況になったようです。1日の間、部長席界隈では、小さな混乱が起きていました。
人生の岐路に立つと、頭で考えた言葉の羅列が、如何に脆弱であるか思い知ります。私は、自分の道を選んだのではなく、気づくと、いつでも道はひとつしか見えていません。そう思うと、岐路などないのかもしれません。これからもそうなのだと思います。
道が一つしかないのであれば、最終列車か始発列車か、それも、自分の気持ち次第ですかね(笑)

170212_三好サンアートふるさと会館
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コメント

  1. 静岡のY | URL | -

    Re:週末備忘録

    報告ありがとう。
    ポルコ自身の状況も、会社の状況も、急転したようだね。
    個人的に印象的だったのは、どんな状況でも変わらずにあった社寺案件計画(図面)の存在です。
    どんな状況でも、どんな心境でも、変わらずに受け止めてくれる存在。
    私はそういうものの力をやっぱり信じていきたいなぁ、そんなことを考えました。
    どういう結果であれ、ポルコの今後を楽しみにしてます。

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