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夏の備忘録(前半)

2016年08月17日 09:15

今年の夏は11連休。とりあえず前半の備忘録。

8/11(木)
午前1時半まで、客先、関係ゼネコンと飲む。朝、ほぼ始発で博多へ向かうはずが、まさかの寝坊。急いで荷物をまとめ、電車に乗り込むも、1時間以上の遅れ。以前は、飲んでも朝起きられたが、なかなか歳をとってきたか。
車中、前日の焼酎が胃に残っており、気持ちが悪い。何回かトイレに行こうかと思ったが、指定席列車の通路でギュウギュウになりながら、博多を目指す。広島へ着くころ、通路は段々空いてきたので、旅行会社等に連絡をし、今後の旅程について相談。鹿児島からのフェリーが間に合わず、他の便が満席のため、急遽飛行機にて屋久島へ行くことに。空港へ電話してみると、簡単にとれて、逆にビックリした。
新幹線は博多から座れ、寝ながら南下。鹿児島中央駅着。駅前で昼飯を済ませ、空港行きのバスに乗り、鹿児島空港からプロペラ機にて、屋久島へ。夜着。
空港前でレンタカーを拾い、諸々買い物を済ませ、1時間以上車を走らせ、いわさきホテルへ。なかなかリッチなホテルだが、ここしかとれなかった。しかし、夕飯のコースといい、風呂といい、部屋といい、私には贅沢すぎるくらいで、心地よくホテルでの時間を過ごし、就寝。

8/12(金)
朝6時に起き、朝食を済ませ、エントランスロビーで待つ。この日は、白谷雲水峡へのトレッキング。ガイドさんは、元気なおじさん。各ホテルを車で巡り、私以外全員女性の7人チームでトレッキングすることに。
まずはカメラ講習から。今時のガイドは、色々なデジカメや携帯カメラのことも知っていないといけないと思うと、いろいろ大変だなと素直に感じる。白谷雲水峡は、全く過酷ではなく、ちょっとしたハイキングのようである。各所で行われた写真撮影は、男子一人としてはちょっとやりづらい部分もあったが、苔むすの森はじめ、とてもきれいだった。至って世俗的な感想だが、本当にもののけ姫の世界であった。

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夕方前には、ホテルに戻る。しっかり歩いたからか、森林浴の効果か、身体が気持ちよく疲れており、風呂に入り、夕食を済ませると、冷房の効いたホテルで19時に寝入ってしまう。20時半頃目を覚まし、諸々明日の準備をし、21時半就寝。

8/13(土)
朝4時起床。当日は4時40分ロビー集合で、縄文杉へ向かう。前日早く寝たためか、かなりスッキリ起きる。当日のガイドさんは、洋風な顔立ちで、声の通るおじさん。私以外は(おそらく)夫婦と(おそらく)カップルの計5人。車でバス停まで向かい、バスで30分程度走ると、登山口へ着く。
準備運動してから、トロッコ道をゆっくり歩き始める。縄文杉へは、往復約10時間の長丁場。枕木の上を歩きながら、ガイドに耳を傾けながら、しっかりとした速度で進む。あまりのんびりしていると、帰りのバスに乗れない可能性があるため、時間配分は重要なのである。
有名所は、各所見るが、個人的には三代杉に惹かれた。屋久島は岩の島。故に、土壌が肥沃ではない。だから、木々は少ない栄養分で、ゆっくりゆっくり育つ。そのため、寿命が長い。しかし、この森では、ひとつの木が切られ、或いは台風などで倒れると、その上に種が着床し、新たに杉がのびていく。下にある木に寄生するわけではないため、根を地面までおろすことになり、木の形状が入り乱れ、多様化する。倒木の上で育った杉が切られ、切株の上に育った杉が三代杉。西洋的な観念でいうと、三代目の杉の年齢で価値が図られそうだが、もはや何年生きているのかわからず、アイデンティティも単一ではない。ある意味、人間社会の縮図。近代が分離しようとした混沌がそこにはあった。
若い女の子がなかなかスピードについてこられず、ゆっくり目の登山であったが、昼には縄文杉に御目にかかえることに。推定樹齢7200歳。木肌の隆起と、おおらかさが、他の杉とは異なっており、とても優しかった。
写真撮影をしっかり行うと、また下山。帰りは早い。山登りでは、トイレがなかなかないのだが、実際は汗をかき、さほど困らない。平日、会社外出の際購入したトレッキングTシャツと靴下も、なかなかよかったのかもしれない。

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17時下山。バスと車にてホテルへ。皆さまと解散。若いカップルは、さほど会話も聞かれなかったが、札幌から来た御夫婦は、ちょっと素敵に思えた。美男美女・・・という感じではないのだが、お互い愛し合っているのだなぁと、ほのぼの思った。
部屋に戻ると、ちょっとテレビをかける。オリンピックの熱戦が、繰り返し繰り返し報道されている。お風呂で疲れをいやし、部屋の整理をし、夕食を頂き、部屋でゆったりしたら就寝。

8/14(日)
この日はゆっくり。といっても6時起床し、朝風呂へ。京都の職人さんのおかげで、風呂が好きになってきている。それから朝食。窓から眺める山々は、鬱蒼と緑に覆いつくされている。名古屋に帰ったら、この風景を忘れてしまうだろうなと、それなりに旅をしてきた経験から思う。少し、ブータンにも近いような、でも、やっぱり全然違う。
諸々所要を済ますと、チェックアウト。レンタカーで、港方面へ。初日、車道沿いに品のある建物があると思ったが、堀部さん設計の建築だった。そこで、最終日に訪れることに。
行ってみると、中庭形式の気持ちの良いショップ&カフェで、ジュースを注文し、外で寛ぐことに。熱帯地方の建築という感じ。風土に逆らわないところは、さすがというか、しかし、堀部さん独特(堀部さんのデザインは、一般解というよりは、ちょっと独特なものがあると思う)の、繊細過ぎない品の良さというか、そういうものを感じた。10年以上前、学生の頃イメージした自邸に近く、こんな家に住んだらどう思うか、考えてみる。とりあえず、掃除が重要だ。
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車を走らせ、レンタルした登山道具を返却し、買い物をし、ガソリンを入れ、車を返して、港へ。フェリーにて、鹿児島へ。
鹿児島では、新幹線の乗り換えに2時間程度時間があったため、少しブラブラ歩くことに。駅から程近い照国神社を参拝。その直後、豪雨。笑える程雨が降り、お土産などあるため笑えない状況に。タクシーを拾い、駅へ逃げ込む。鹿児島の記憶が「雨」になってしまった。
鹿児島中央駅からは、数時間で博多へ。博多では、大宰府を廻り、中洲へ。屋台にて博多ラーメンと、焼き明太子。それから瓶ビール。屋台に座って食事をするのは、記憶のある限り初めてではないかと思うのだが、夏の夜が気持ちよく、ほろ酔いで博多駅へ。博多から名古屋へはのぞみでとばす。といっても3時間半。ホテルで熟睡したためか、まったく眠れず、ゆっくりと屋久島の旅が終わった。

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8/15(月)
終戦記念日。朝から京都へ。久々に京都の職人さんに会いに。京都に着いたら、ヨドバシカメラへ。屋久島にて、カメラを川に水没させてしまい、新しいものを買おうか検討に。SONY RX100にひかれるが、なぜが長年使い続けている本機が復活。せっかくなら、自分のカメラをしっかり使ってからと思い、自分のカメラの性能を色々試してみることで。カメラの他にもPCも見る。僕の周りの物は、長生きが多く、そのため、電化製品の寿命を超えても使えてしまうため、なかなか。
喫茶店では、匠明の解読と、川端康成を読む。午後、フラフラとグランピエへ。購入したい物が出来、検討に。喫茶店をぶらつきながら、夜、銀閣寺へ。久々にあった職人さんは痩せていたが、会えて嬉しい。夕飯にカレーうどんを食し、買い物をし、銭湯に行ってから、部屋に戻る。ゆっくり時間を過ごし、0時就寝。

8/16(火)
6時起床。ゆっくり時間を過ごしてから朝食。職人さんと別れてから、橋本関雪記念館へ。なかなかの庭園と茶室。日頃から運動するようになったからか、身体が軽い。色々しっかり、ゆっくり見られる。
それから、高麗美術館へ。白磁の物が見たくて言ったが、個人美術館ということもあり、独特な雰囲気。意外に、展示数も少なかった。白磁の白は、歴史的に色々な意味が投影されている。白故に。高麗美術館の廻りを巡り、陶器を見たり、お茶したりしながら京都を南下。三条へ。
三条でも、同じように器や花器を見る。白磁も美しいが、白磁の花器は、時々花そのものより美しくなっているようで、それはちょっと困りもの。併せて、何必館・京都現代美術館にも寄る。魯山人の作品は、ギャラリーでしか見た事がなかったが、しゃれっ気があってなかなか良いものである。
近くのZEN CAFÉで寛いだら、今度は北上。寺町通りにて、またしても器巡り。そこで、高田志保さんという作家さんの、美しい鉄釉の器に出会う。かなり安価ということもあり、購入することに。あまり現代作家のものを購入しないが、これはなかなか。それからグランピエへ。昨日目を付けた、インド製のブリキ物入れと、トルコ製の水差し。物入れの方が高かったが、前者はメダカ飼育の道具入れ、後者は花器などに使う予定。
大きな荷物を持ったままZEST御池という地下街で、20時の送り火を待つ。本屋をブラブラ。女性誌が並ぶコーナーに、生活関係の本がある。これがなかなか面白い。いかにも「女性向け」という感じがあるが、ほのぼのしており、隣に山積みにされた女性ファッション誌には当然のように興味はないけど、生活をゆっくり楽しむような内容は、今の私にはとても良かった。
20時になると、送り火を見ようと外に出るが、鹿児島に負けないような雨。それでも何とか、鴨川付近に人だかりを見つけ行ってみるが、何も見えない。「見えない!」と言いながら、何かを待つように雨に打たれながら立ちつくしている人たちを見ると、なかなか感慨深いものがある。色々な意味で日本を感じた。
紙袋が雨で破れてしまったため、インド産の粗末なブリキ缶をそのまま持ち、京都、そして名古屋へ。色々な人に見られる。
長期休みも、半分が過ぎるが、焦りがない。今は、仕事がゆったりできているということが大きいが、私自身、あまり焦らなくなった。茶道は、日常の美学。師は、いつでも近くにいる。それを見つめる力がついてきたなら、これはなかなかでかしたものである。
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