236_杉浦邸

2016年05月15日 21:34

白井晟一設計の住宅。元々は白井昱磨氏がRCで設計していたものを、白井晟一が木造で設計し直したらしい。そのせいか、昱磨氏が編纂した白井晟一全集には、RCの原案が掲載されている。
建築はL字のプランで、一部2階建て。軒を抑えた、数寄屋風の造りで、自邸にも似ているように思う。ただし、素材の使われ方や各所ディテール、プロポーションは西洋風であり、それが違和感なく、静寂さを保つところに、この建築家の凄いところがあるように思う。
白井晟一設計の建築は、公共建築はいくつか見たが、どれもRCだった。木造を初めて見たが、木造の方が、彼の手腕が発揮できているような気がしないでもない。私が見た彼の建築を並べると、彼の思い描く空間があり、それを大きく、公共性を持たせていくと、どんどんRC化、西洋化していくような、そんなざっくりとした印象を持った。上部が湾曲した蒲鉾型の扉は、西洋風でもあり、数寄屋にもある。何となく、それが和風と西洋風のコネクションであったりと、勝手な想像などしたりして・・・
そして何より、杉浦さんのご子息の方と、それを取り巻く、今回の見学会を運営されている方の心意気が嬉しく、とても気持ちの良い住宅だった。
帰り際、東京の街の風景を見ながら「私はこれだ」と思った。

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