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優しい本

2015年12月11日 22:58

『ひとりよがりのものさし』 著:坂田 和実

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以前からほしいと思っていた本。先日as it is美術館の2回目探訪の際、購入。何というか、色々良い風景を見させていただいて、何も購入しないのも気が引けるため、感謝の意味で購入した。だが、当然のごとく、やはり良い本であった。

「茶の湯の“見立て”とは、本来こういうことではなかったか」と、千宗屋さんの言葉が寄せられているが、杉本博司さんの展覧会に続いて、千宗屋さんと出会った。千さんの言葉が正しいかどうか分からないが、感覚的には、かなりしっくりくる言葉であった。

坂田さんは幼いころから、新しいものをくしゃくしゃにしたり、少し(本人いわく)他人と異なる価値観があったそうだが、何となくそれは、私自身を嬉しくさせた。また、坂田さんが車に興味があることも嬉しかった。ただそれだけで、車に乗ることが肯定化されてしまうほど、この人には魅力を感じる。

物を作ることよりも、もしかしたら、物を選ぶことの方が難しいのかもしれない。ましてや、坂田さんが集めている古道具は、当初の目的で使えないものもあるであろう。いわば、その佇まいや美しさのみでの勝負になる。言い訳がきかない。

しかし、そんな切迫感ではなく、この本には一貫した優しさがある。その人が思う、本当に好きなものを手にすればよいのだと思う。それが、もっとも難しいことかもしれないが・・・

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