揺れる人々を見ながら、ふと思ったこと。

2015年09月18日 22:10

子供の頃、毎週『ドラえもん』を観ていた。全ての記憶があるわけではないが、今考えてみると、いつも同じ話だったようにも思う。ジャイアンと、スネ夫にいじめられ、ドラえもんに泣きついては「秘密道具」を出してもらい、しかし、のび太の人間的な優しさゆえか、経済的豊かさも利便性も得ることもなく、また日常に戻っていく。

そう考えると、のび太は常に弱者であり、負けている。

ただ私は、のび太がジャイアンの腕力や、スネ夫の財力に媚びるシーンを見たことがない。もしそうすれば、のび太は「そこそこの勝者」にはなれたに違いないが、私はそれを知らない。

他人がどう生きおうとするかなど、知ったこっちゃない。その人には、その人なりに理由があるのであろう。

しかし、この事実だけは述べることができる。

常に敗者であるのび太は、その人間的な優しさがあるが故、ジャイアンやスネ夫とも融和することができ、また、ドラえもんが助けに来たのも、のび太なのである。
そして、何より、そうした物語だからこそ、多くの人が共感するということである。

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