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ざわざわがぎゅっと

2015年05月10日 14:35

「美術館as it is」で受けた衝撃について、しばし考えていた。そして、古道具坂田さんに伺い、その空気に触れた時のことも。

先週、連休明けの仕事をしながら考えていた。日常の環境に触れると、逆に非日常が客観化されるもので、ふと思いついた。

あれは、ざわざわがぎゅっとしている。

そういうことなのである。

坂田さんが選ばれたものは、とてもざらざらしている。抽象的な言い方をすればざわざわしているのだ。そのざわざわ加減がすごい。そして、それが小さなもののなかに詰められている。

私は「ざわざわ」という概念を、多方向へ不規則に分散する風のようなイメージであり、ある意味、その風を導く方法論としての建築を考えていた。それは常に「時間」とリンクしている。坂田さんが選ばれたものには「時代」がある。それは、時間が静止し、ざわざわがギュッと凝結したような、そんな印象を受けたのである。

職場のそばで、新しい学校の校舎が建設されている。低層部がクラシカルな構成で、西洋風なモチーフが施されている。ただ、もちろんのことだが、石を積み上げることはない。あくまで、構造体の表面にタイルを貼るのである。その良し悪しを語る気は全くないが、私は、そこに感動を覚えない。それが、坂田さんに出会うことができ、とても明確化されたように思う。

私は、小さくても、小さい部分でも、なかのなかまで、素材や環境が、そのざらざら感やざわざわ感が、ぎゅっとぎゅっとつまった建築を、つくってみたい。
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