未来への授かりものたち

2015年05月06日 23:19

GW後半の記録(疲労困憊のため、かなり誤字は多いと思われます)

5/2(土)

午前中は社寺模型を作る。購入してからちょうど一年、やっと完成に近づく。完成度はまだまだだが、学べたことは多い。
午後、車を運転しお茶のお稽古。先生に日本酒のお祝いをお渡しする。この日は、他の男性と一緒に稽古した。自分とはずいぶん異なる女性的な方。色々な人が、色々考えながら茶道を学ぶ。袱紗さばきについては、なかなかコツをつかめて来た。
夜は読書をして過ごす。

5/3(日)

京都の職人さんが名古屋に遊びに来たので、東海一といわれる骨董市へ。高齢の方が多い中、二人で物色。お店の方もおしゃべり好きで、勉強になる。数時間滞在し、萩焼の抹茶碗と伊万里焼の蕎麦猪口を購入。共に値引きさせてもらい、とても良い買い物だった。購入した器については、今後記録としてしっかり残そう。
その後、徳川美術館にて、茶道具を拝見する。よほど購入なものなのだろうが、その艶に惚れた。特に茶筅は美しい。凛とした美しさがある。
夜は職人さんと飲み。日本酒とワインをガバガバ飲み、結局身体が耐えきれなかった。無酔にて、そのまま夜を明かした。

5/4(月)

眠りながら東京へ。せっかくの帰郷の為、東京を歩く。
まずは青山。骨董店を覗く。やはり、この匂いと空気が私は好きだ。それから岡本太郎美術館にさらっと寄り、根津美術館を目指すが、50分待ちにて諦める。お目当てのレストランの青山ウェストガーデンも込み合っており、晴天の青山を歩きさまよった。その後、乃木美術館に寄ってから、目白へ。
目白の古道具坂田さんを訪ねたが、この日は定休日にて、その足で神保町へ。
神保町では、本を物色するも、まだ読んでいない本がたくさんあり、また、どこか読書熱が冷めている自分を感じた。今は、現実の物の方が興味があるのかもしれない。空想よりも、物そのものの空気感に触れていたいのだろうか。でも、ちょっと面白そうな店を覗いては、良い時間を過ごした。
その後、熟睡しながら帰省。家でも、また寝る。

5/5(火)

8時に起き、9時の電車で土気へ。いつかは行こうと思っていたホキ美術館へ。数年前、それなりに建設界を賑わせた建築だが、私の興味は写実絵画。島村信之さんの作品集は持っているが、実際の絵を見てみたい。
自分の身体で向き合うと、それは震えるような感動だった。身体に迫ってくるものがある。特にこの2作は印象深かった。

塩谷亮『久遠』
150506-1.jpg

森本草介『若いヌード』
150506-2.jpg

建築そのものは、とても良くできているというか、さすが某設計事務所さんという感じであるが、感動は無かった。キャンティはすごいが、逆に不安定であり、浮遊感というか物としての緊張感に欠けているような印象を受けた。

150506-3.jpg

その後、電車とバスとタクシーを乗り継ぎ、「美術館as it is」へ。坂田さんが施主となり、中村好文さんが設計された小さな美術館。京都の職人さんに勧められて行ってみたのだが、これがとてつもない感動作だった。展示されている物の美しさ。しかし、それは理由なき、その存在によって美しさをたたえており、ただ感動を受け取る以外になかった。建物は、それ自体での力強さは感じなかったが、なかにある物を惹き立たせている。中村さんの建築は、そういう良さがあるもかもしれない。庭も美しく、風を感じながら頂いたお茶も、とても素敵な時間だった。私は、こんな時間を一生過ごしていたいと感じていた。

150506-4.jpg

この日は、成田山を目指したのだが、時間オーバーのため実家へ戻り、風の小屋のなかへ。窓を開けると、木漏れ日が差し込み、風が流れる。坂田さんの美術館には劣るかもしれないが、同格の心地よさを感じる。内装が朽ちてきて、なおさらその本質を露呈しているように思う。
夜は姉家族と弟が帰省し宴会。食べて飲んで、23時に就寝。

5/6(水)

7時起床、成田山へ。成田に近い位置におり、部活で成田には散々行ったが、成田山に行った記憶はほぼない。本堂で、ありがたいお話を聞き、11時頃帰宅。
昼ご飯を皆で食べたら、昼過ぎ東京へ。坂田さんへ是非寄りたかった。戸をあけると、美しい物の佇まいに惹かれた。しばし見ていると、坂田さんがお話してくれた。その後は、長々と興味深いお話をさせて頂く。本当に素晴らしい人である。私は時間を忘れ、予定を崩しても、色々なお話をさせてもらった。その詳細の記述はしない。それは言葉で明記できる内容ではなく、また、私の自身の解釈が及ぶような、浅い話ではなかったからだ。また遊びに来ますとお話し、頭を下げ店を後にした。
それから、新宿の熱帯魚ショップにて水草(ミクロソリウムナノリーフ)を購入し、品川を目指す。
新宿は色々な顔の人が歩いていた。久々の東京だが、何か不思議な気持ちになった。
電車では、痩せた男性と太った女性のカップルがにこやかにお話していた。「下から見られると超ブスだから」と笑いながら、女性は席に座り、男性が吊り輪につかまっていた。

今回のGWは、あまり振りかえることがなかった。むしろ、これからやりたいこと、やるべきことに満ちた連休だった。それはとても幸福なことである。
そして、それが実現してくれたのは、まさに骨董品のようなあの人なのである。

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://porcorossolecorb.blog10.fc2.com/tb.php/1636-140e7ff7
    この記事へのトラックバック


    最新記事