群れないオトコですが・・・

2015年03月15日 19:50

喫茶店で雑誌を読んでいたら、こんな文章が目に入った。

「群れないことは孤立を意味しない」

群れるとは
他人と同じであることに幸福を覚えることだ。
誰かの評価に充足感を求めることだ。
黙して語らないことだ。
でも、それがマジョリティというものだ。
“正しさ”や“時の基準”となるものだ。

群れないオトコは
他人と同じであることが時に不安になる。
誰にも理解されずとも、自身の尺度で動いている。
黙っていられずに一歩前に踏み出し誤解されることもままある。
当然マイノリティであるがゆえに
群れというマジョリティの“正しさ”から除外され、
出る杭、とも 変わった人、とも わかっていない、とか
目立ちあがり屋などと揶揄されもする。

LEONは群れないオトコを理想としている。
でも孤独かといえばそうではない。

群れというマジョリティの“正しさ”から解放された自由な活動は
独自の知識と経験となり、それが個性を形作る。
個性という磁力は、違う個性と引き合って、新たな活動をしばしば生みだす。
だから、群れないオトコには独自の知識と経験を携えた
個性溢れる“群れないオトコ”が自然、集まってくるものだ。

デジタル界の次世代のリーダー候補とも評される
ある経営者の方と知り合う機会に恵まれた。
その広範囲にわたる興味と深い知識は感嘆させられるばかりだった。
にもかかわらず「中途半端の浮気性で専門知識がなにもない」
そして「だから僕は面白い技術とそれをもった人を繋げるだけ」と自嘲する。

しばらく連絡が途絶えていた友人から久しぶりのメールがきた。
どうやら自身が立ち上げた会社を、半年前に追われたそうだ。
原因は「群れの“正しさ”から外れたこと」にあったらしい。
ひどく落ち込んだ時期もあったようだが、それを支えてくれたのが仲間だそうだ。
その個性的な仲間とともに、「すぐに再起も余裕」と笑う。

僕から見れば、彼らは典型的な群れないオトコだ。
デジタル世界の「いいね!」の数より
個性の磁力を信じる、生臭い魅力に満ちたひとりの雄だ。


「誰にも似てないあなただけの個性を」と、多くに人に語りかけるファッション雑誌が謳うのは、自己矛盾というか、ある意味滑稽なことである。その背景には「とにかく売れればよい」という志向があるように思えてならない。大学の頃、記号論について考えていた頃、有名な本にそのような事が書かれていた。

ファッション誌にこのような事が書かれていても、どう理解していいのかよくわからないし、この文章に感化され、この雑誌の愛読者になるなら、まさにミイラ取りがミイラというやつであろう。

でも「磁力」という感覚は、少し共感できる。それは、言語ではなく、その人の雰囲気のようなものであろう。自分が良い磁力がだせるかわからないが、せめて、誰かが良い磁力を生みだしていれば、それがわかるようにはなりたい。

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