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ひとり、立つ。

2015年02月11日 20:16

本日、施主定例のため、祝日だが出勤した。定例は午後一で終わり、私は祝日の陽光を浴びながら、名古屋に戻った。

バレンタイン直前の休日に賑わう街中で、現場用の黒いコートを着た私は、いつも以上に暗く、陰鬱なサラリーマンにみえたであろう。色めき立った街を見ながら、私は考えていた。

空が見える。

空が見える、ということは、それが「世界」であろうか。そして、手前にみえるのは「都市」とすると、私は、2つのレイヤーの前景として、ひとり存在しているのだろうか。いや、都市の手間にある「人々」というレイヤーがあると想定すると、もっと納得いく。都市は世界よりも早く、人々は都市よりも早く、私の後ろを過ぎていく。

ひょんなことから、あの人の過去を覗き見た。見たかったことでありながら、見なければよかったと後悔した。やはり、私は違う。私は、人々の前に、それこそ一枚浮いた状態で乗せられたセル画なのだ。

スポーツジム終わりの定食屋で親子丼を食べてから、いつもの道を、空を見ながらゆっくり帰った。家に着き、ネットを見ていると、とある芸人がアイドルを口説くために、半年という時間を要したという、通俗的なニュースが目に入った。第一線ではなくなったアイドルが、インタビューに応える為のネタのようにも思えるし、武勇伝にも思える。きっと、ワイドショーでは数秒扱われるのであろう。

そんなどうでもよい話を聞きながら、私は薔薇の赤さを想っていた。

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