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エリート

2015年01月18日 22:01

年末、研究室の同窓生と飲んだ際、思いもよらない話を聞いた。当時その女性は、とあるアトリエ事務所に勤務していたのだが、そのボスは私と交友があり、ずいぶんと私のことを気にしていたとのことである。気にしていたというのは、私の建築的興味や思考ではなく、私が勤める会社についてであった。その人は、私より10歳ほど年上だが、卒業設計、修士論文ともに優秀な学生であったが、就職氷河期の影響もあってか、大手の会社には就職できなかった。

その女性は、私に「だってポルコくんはエリートだもん」と言った。実際には「私が」というよりは「私の会社が」ということなのであるが、彼女は私にそういった。

この会社に勤め、自分たちが優秀であるとか、エリートであるとか、そういった認識はほとんどなく、自分が大きな会社に属しているという現実は、同年代の人々と話をした際、労働環境だとか給与だとか、そういったことで感じることが多い。

ただ私は「エリート」と言われてから、不思議なことを思った。この図体のデカイ組織にいるために、個人の意志が通りづらいのだが、しかし、逆にエリートとは、(今の日本の官僚と同じように?)そういったくだらない仕事を非効率に処理する集団なのかもしれないと。であると、変な言い方だが、自分たちの仕事が、少し工程化されるような気がしないでもない。

どうしたって、その組織に内部にいると、外形を認識することが難しい。自分がエリートであると偉ぶっている人は問題外として、この組織だからこそできること、そして、今現在できていることもきっとあるのであろう。

私は最近、ニーチェの言葉に倣い、とりあえず仕事をすることに集中している。そして、それ自体は、決して悪いことではないと考えている。
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