スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

103_神護寺(京都市右京区)

2014年12月30日 11:43

京都市街の北西、愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。寺号は詳しくは「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)」と称する。

京都駅から1時間程度バスに揺られたどり着く、渓谷に面したお寺。もみじが散り、枯れ葉の絨毯のなか、肌寒さと湿気に包まれ山道を歩く経験は、いかにも社寺探訪の魅力であり、非日常的な感動である。建築的な感動としては、本殿の奥にひっそり聳える多宝塔が美しかった。どの場所からも、よく見えないのである。近くに寄っても、周囲を囲った格子の隙間から、その様子をうかがうことしかできない。私はそれに、えらく感動し、しびれた。これこそが神の空間であり、建築を超えた何かである。私はその感動を、ひとり静かに感じていた。

141230-4.jpg
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://porcorossolecorb.blog10.fc2.com/tb.php/1526-f6944507
    この記事へのトラックバック


    最新記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。