97_當麻寺(奈良県葛城市)

2014年12月07日 20:51

奈良県葛城市にある7世紀創建の寺院。法号は「禅林寺」。山号は「二上山」。創建時の本尊は弥勒仏(金堂)であるが、現在信仰の中心となっているのは当麻曼荼羅(本堂)である。宗派は高野山真言宗と浄土宗の並立となっている。開基(創立者)は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされるが、草創については不明な点が多い。西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺である。毎年5月14日に行われる練供養会式には多くの見物人が集まるが、この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものである。奈良時代 - 平安時代初期建立の2基の三重塔(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られる。大和七福八宝めぐり(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺、當麻寺中之坊、安倍文殊院、おふさ観音、談山神社、久米寺)の一つに数えられる。

本堂の列柱によるファサードは、どこか西洋のクラシシズムに通ずる威厳があった。だが何より、西塔の美しさに酔った。何がそれほど美しいのか、頭で解剖することが全くできなかったが、私はただ、その場を離れたくないような、そんな心持だった。社寺建築を見て回っていると、時々そういった現象に遭遇する。建築というよりは、何かの生命体のように感じられ、共鳴する瞬間がある。

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