身体が少しだけ軽くなる本

2014年11月30日 21:43

『ウドウロク』著:有働由美子

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NHKアナウンサーの有働由美子さんの処女本。45歳(本人いわく)中年女性のあり様を、飾らない言葉で述べる、というもの。私はこの類の本が好きではなく、読んだ後もその感想は変わらないのだが、でもこの本は面白く読めた。

なぜこの手の本が好きになれないかと言うと、「本音で語る」と言うことが、TVのなかの(特に)女性においてはある意味ファッション化しており、「本音で語る」ということを演じているように思えるからである。これは私の偏見かもしれないが、どちらにしても興味を惹かない。この本においては、素直に書かれているような気がして、五木寛之の『孤独の力』とどちらを読もうか悩んだが、こちらを選択した。

有働さんは、新人に近い頃からニュースで見ていたので、親近感がある。しかし、ここ数年はTVを見ないため、最近の情報が皆無であった。まさか有働さんが45歳になっているとは思わず、また、折に触れその姿をTVで見て来たが、色々な苦悩があったのだと、当たり前のことを感じた。

こういう本は、「こういう人も平凡なことで悩んでいるのだから、私も頑張ろう」と思えれば、それでいいのだと思う。私自身もそうである。自分が独身中年に向かっていることを、15歳年上の「先輩」の話を聞き安堵しているようではどうかとも思うが、少し身体軽くなった。そんな本だった。

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