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デザイン・・・って、何ですかね?

2014年08月27日 22:48

名古屋へきて、仕事上の精神は安定していた。そのひとつの理由は、担当案件が工場であり、意匠性がほとんど問われないということ。意匠設計としては、通常つまらない仕事なのだが、私にとってはよかった。「意匠」と言っても、所詮は化粧だ。ビニルタイルの色を何にしようと、施主の好きにすればよい。その案づくりの為に某大は時間とコストをかけるなら、被災地に寄付した方が全体的には良いであろう。

今、デザインを求められている。実際はどうかしらないが、とりあえず案作りをしなければならない。この作業はほんと辟易する。デザインが、嫌いなのではない。「化粧」に興味がないだけである(それが本質的に意味がないとは思わないが・・・)。

今作製中の「石山寺多宝塔」の模型は、あくまで表層模型の為、中は空洞である。板の外部に、柱や窓、組手の部材を接着剤で着けていく。それは言ってみれば、ただの化粧である。しかし、その化粧が促されることで、ただの板に生命が宿っていく。中の空洞など、消えていってしまう。

これは、言ってみれば私の「好み」の問題である。客観的な考察ではない。ただ、多宝塔に「化粧」が促されると、とても安らかな気持ちになる。必然性があるように思えるのだ。ただの板の状態など、とても狂暴的に思える(学生の時作っていた矩形の模型など、まさにそれなのだが・・・)

会社でそんな鬱屈した気持ちになりながら、ふと空を見て、そこに飛行艇が飛んでいることを想定してみる。定員いっぱいのジャンボジェット機でもなく、自衛隊の飛行機でもない。ゆっくりと、ただ飛んでいる飛行艇の姿を想像すると、私はふと、希望に満ちた気持ちになり、身体がやや軽くなるのだ。

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