そこには空間があり、時間があった

2014年07月30日 22:50

今日、設計担当している巨大工場の敷地内を調査していると、小さな神社があった。どんな由来があるのか、特別な意味があるのかよくわからないが、生産性にはまったく寄与しないであろうその神社に、私は足を踏み入れた。

感動的だった。工場独特の油のにおい(これは、私をやや辟易させる)のなか、そこには静寂があった。

なぜか・・・それは、人が入れないからである。実際には歩くことができるが、砂利が敷きつめられ、とてもゆっくり歩く必要がある。「現代人」は、そこは歩けない。

工場がダメで、神社が良いわけではない。そこに「何もない場所」があり、それは私が欲しているものであり、現代社会に必要ではないかと思うだけである。「何もない場所」は、常に相対的なものである。物理的なモノがない場所がそれに該当するわけではない。

そこには空間があり、時間があった。

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