私にとって、重要な建築になった

2014年06月29日 20:43

『白井晟一の建築Ⅲ 虚白庵と雲伴居』 

今日見つけ、今日購入し、今日読破した。読破と言っても、文章は簡単な解説とエッセイしかないため、ほぼ写真集と納まり集である。

虚白庵については、当然既に知っていたが、枝垂れ桜とコリント式柱の柱頭の対峙した庭の写真を見た時、改めて衝撃を受けた。西洋の白が太陽を浴びているという点では、三島由紀夫邸の庭と類似するが、そこにある虚無感と空白感は、建築的なそれであった(三島由紀夫は文学的なそれだったが・・・)。見ていて、スカーっとする。私が求めている「何もない場所」に近いように思えた。

既に取り壊されているため、見ることは不可能であるが、そうであるが故、私としては、とても重要な建築になった。

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