18_妙心寺(京都府京都市右京区)

2014年04月28日 20:57

末寺3400寺余りを有する臨済宗最大の門派であり、大徳寺と並んで禅宗伽藍の全容をよく残す寺院。南北に並んだ主要伽藍の周りに40を超える塔頭が並ぶ。

禅宗様の寺院を見たく来訪。境内はとても大きく、全体を歩き、ガイドツアーに参加し、各塔頭の内覧をするだけで、かなりの時間とエネルギーを使った。ただ、それだけの意味はあった。
禅宗様の代表である法堂、仏殿は、確かに禅宗様としての軽快さがあり、その時代の雰囲気を想わせた。ただ、全体的にどっしりとしたプロポーションのため、どこか表面装飾的にも感じてしまった。
逆に、強く感銘を受けたのは、各塔頭の前庭であったり、坪庭、中庭の美しさである。寺院建築は、その様式故、何かしらの意味合いというか、「言葉」を発する。それに対し「なにもない場所」は、庭となる。とくに、枯山水の庭は、その効力を大いに発揮する。では、私にとって建築が本質ではないかと言えばそうではなく、なにもない場所(=空白の庭)へ至る過程そのものが、建築なのである。
そして今回の主役は、赤く咲き誇る椿である。それはそれは濃い赤で、妖艶そのものであった。

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