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難しい本

2013年12月29日 20:18

『危険な宗教の見分け方』著:田原総一朗 上祐史浩

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元オウム真理教信者で現在ひかりの輪代表の上祐氏に対する田原総一朗のインタビュー。本屋で見かけ、悩んだ末購入した本。

オウム事件は1995年であり、私は当時小学5年生だったが、単なる凶悪犯罪ではなく、メディアの取り上げ方含めセンセーショナルだった。また、私が記憶するニュースにおいて、最も古いものが阪神大震災であり、そして地下鉄サリン事件である。故に、ある意味強烈に残っている。そんな組織のなかにいた人が、どのようなことを話すかは、関心があった。

いくつか印象に残った話。

上祐氏は一般庶民のワン・オブ・ゼムになりたくなかったという。何か、意味がある生き方をしたいと。それが結果的にオウムに入ることになるのだが、私自身、ちょっとドキッとした。私にもそういう面が多少ある。もちろん、人を上から見下ろしたいとか、そういった征服欲ではないが、そういった感覚はわからないではない。オウムの問題のひとつは、優秀なエリート階層からも、多く入信していることである。三島問題について考えてもそうだが、私は優秀でなくてよかったと思うことがある。平凡な能力しかないため、ちょっとしたことで満足できる節がある。

本を読んで知ったのだが、麻原氏はダライラマとも信仰があり、それなりに認められた人でもあったらしい。ブータンではダライラマの説法を車で聴いたりしたが、そう考えると、オウムと他の宗教とは紙一重なのかもしれない。私自身、何か信仰がほしいと思う方である。でも、最近では、それは「素材」に思う。それは、物事の素であり、植物や生物であったりする。自然崇拝というのだろうか。

とはいっても、なかなか難しい問題である。でも、読むに値する本であった。

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