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起源(オリジナル)

2013年12月20日 19:32

最近、家具を探していたこともあり、随分家具及びインテリアに関する本をみた(「読んだ」というより「みた」という方が正しい)。その中で、北欧家具の巨匠ハンス・ウェグナーについても、久々に読んだ(こちらは「読んだ」が正しい)。

学生の頃より、彼の家具の美しさに惹かれ、舐めるように雑誌を読んでいたが、再読してみると、新たな発見があった。

「発見」といっても、既に知っていたことであるが、彼の椅子は中国の民芸椅子に由来するということ。まさに「チャイニーズ・チェア」という名作もあるが、私が今座っているYチェアも、椅子の王様でもあるザ・チェアも、中国の民芸椅子に由来する。

「オリジナル」というものは、いやオリジナルということとは、どういうことであろうか。きっとそれは「私が、我々が本来的である」と、周囲に対して意識される態度ではないか。歴史的に言えば「起源」とは、他国・多民族よりも、自分の方が優勢なのだと示す時に、しばしば現れる。(もちろん、それが全てではない)

ただ、塩野七海さんのローマ論から、私が学んだことは「ローマは起源を求めないが故、ローマがローマである必要がなくなり滅亡した」ということだった。でも、それは「なくなった」というよりも、「溶けて同化した」ということであろう。

あらゆるものは、その存在が認められる限り「透明」ではありえない。

しかし、私はその「透明化」の過程を尊重する。そして、私自身、その領域へ尽力していきたいとも思う。なぜなら、我々が如何に透明を希求しようとも、我々は不純物であり、ざわざわした環境のなかで生きている。如何に純化しようとしても、そこには、それでも「なにか」が残るのではないかと思っている。

例えばそれを、「起源(オリジナル)」とでも呼んでみようか・・・

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