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週末備忘録

2016年08月28日 19:48

8/22(月)~8/26(金)
連休明けのお仕事。色々とドタバタする。
工場案件は、元請に怒鳴られ、法的な責任が負えないのに責任を転嫁されるという、下請としての大変さを知る。
木曜日は久々の御殿場。消防打合。それを受けての結果を知らされていないが、結果的にとても良い方向へ進んでくれたように思える。何事もなければ、御殿場からはこれで離れることになりそうである。といっても、新規案件が込み合っており、何をやらされるのか、わからない状態ではあるが・・・。
朝はボクササイズ、夜はヨガ、というのが、今週のペース。寝る前ヨガは気持ちが良いため、会社にいる時も、家に帰ってヨガをすることを思うと、少し嬉しくなったり。

8/27(土)
午前中は喫茶店でお勉強。匠明と茶道について。今は、日本建築と茶道、これが自分の軸である。
夕方から茶道のお稽古。久々。今回は逆点前。たかこさんが先にやったからであるが、とても心地よくできた。着物着て(その日は浴衣だったが)、お茶をたて、また頂くと、心が整理され、身体がのびやかになる。しかし、帰ってくるとどっと疲れが出た。
夜は、職人さんとお話をし、就寝。

8/28(日)
10時起き。平日に疲れがたまっていたようである。
昼過ぎから喫茶店でお勉強。好きなことであるので、特にノルマなど設けず、ゆっくりと、興味ある方向へ。そう思うと、受験勉強などは、やはり大変なものだったのだな。
夕方部屋に戻り、ランニング。段々、涼しくなってきているが、台風の影響か。
家に帰り、風呂に入り、グレープフルーツジュースを飲んでから、備忘録としてまとめ中。
明日からも、良い一日が続くと良いです。
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夏休みの読書感想文

2016年08月28日 12:07

『雪国』 著:川端康成

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ずっと文庫本が家にあり、(おそらく)読んでいなかったため、屋久島へ持っていき読了。
川端康成は三島由紀夫と交流があったので、何か比較して見てしまうのであるが、同じにおいをかすかに感じながらも、やはり世界というか、その表現の仕方が異なる。空気感というべきか。
理解できたともいえないが、いつかまた読んでみたい。

『茶と美』 著:柳宗悦

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河井寛次郎から民藝へ入り、それはどうしたって柳宗悦に触れるわけで。Yくんが以前コメントしていた(?)からか、本屋で購入したが、読むのに時間がかかった。文体としては読みやすいのだが、なかなか進まない。(今となっては)とても当たり前のことをいっているからか、逆に、彼の主張が強すぎるからか。
まぁ確かに、茶道の根本を考えれば、家元や有名作家の銘があるだけで値段があがり、ありがたがられるのは、本質から外れているようには思うが、ただその矛盾は、河井寛次郎ら民藝作家の作品にも、とてつもない値段がつくという、現代の状況でもあるわけで・・・

『歎異抄』 

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いつかは読もうと思っており、京都で暇していたときに購入。
わかったかというと、なかなか難しい。これも、とても当たり前のことを言っているようにも思うし・・・
でも、名著といわれるからには、きっと何かあるのであろう、ということで、いつかまた読んでみよう。

『藤森先生茶室指南』 著:藤森照信他

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藤森照信氏と他の御方(中村昌生、小川後楽、原広司、隈研吾)との対話が面白そうで、買ってしまった。実際、かなり面白かった。勉強にもなったが、特に原広司との対話が興味深い。有孔体理論との連関で語られているからであろうが、閉鎖された空間が「死」を意味するのだということ。そこに、孔をあける。
藤森氏の本は、学生の頃ずいぶんと読んだが、語り口が全然変わらないところは、どうもすごい。しかし、彼の建築についての解説文は、どうも頭に入らなく、パスしてしまった。その点は、自分自身が変わった点である。風の小屋の発想は、高過庵から来ているのだけれど・・・

本は、気になるところは線を引くことにした。これまで何となく避けて来たが、その方が頭に残り、再読した時の目印にもなる。

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2016年08月28日 12:06

基本に還って、黒楽。
今となっては、もっともオーソドックスだが、当時としては恐怖に思えたのかもしれない「黒」。
何かを示すのではなく、何も示さないための黒。

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夏の備忘録(後半)

2016年08月21日 20:26

夏休み後半の備忘録

8/17(水)
諸々の買い出しに、名駅へ。高島屋と名鉄百貨店を巡る。喫茶店で休憩しながら、匠明の読解など行う。
東急ハンズで、たまたま剣山を見つけ、購入。家に帰り、早速活ける。
夜はランニング。

8/18(木)
朝から大須観音市へ。途中、喫茶店休憩をはさみながら、悩んだ末購入。
栄にて、諸々買い物を済まし、喫茶店で匠明読解と読書。
家に帰り、明日の支度をし、職人さんとおしゃべりしてから就寝。

8/19(金)
始発にて、東京へ。品川駅で少しゆっくりしたら、林芙美子自邸見学へ。
Yくんのオススメによるものだが、これはなかなか素晴らしかった。山口文象という建築家については、良く知らないのだが、何というか、これは林芙美子による建築のような気がした。建築的には、特に内外部の接点が素晴らしい。なかなか、高度な設計テクニックのように思えるが、それが仰々しくなく、庶民的に納まっているところは、とても美しかった。

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それから銀座へ。民藝たくみさんをのぞく。特に購入せず。
地下鉄で神保町へ。かつて、何度も通った神保町。小宮山書店が目当てであったが、色々廻る。これまではあまり気付かなかったが、ずいぶんと著名人の書が、売られている。掛け軸用に何かほしいなと思っていたが、(値段も含め)これぞというものがなかった。
何となく寄った南洋堂で、堀口捨己の作品集に出会う。買おうか迷っていたが、中に「謹呈 堀口捨己」という書を見つけ、勢いもあり購入。良い言葉である。
実家駅に20時着、父と落ち合い飲み屋へ。弟が合流し、母も合流。ささやかな弟の誕生日会となった。

8/20(土)
朝から東京へ。青山骨董市。これは、どちらかといえば食がメインであり、骨董品は少なかった。さっと見てから九段下へ。
科学技術館の一角で、ジャンクショーというものが開催されており、行ってみることに。ジャンクであるが、なかなか質が良いように思った。以前だったら、色々手を出した気もするが、今は自分のなかでの基準が、それなりに明確にある。見学だけし、外へ。
フラフラしていると、パレスサイドビルに行きつき、そこの喫茶店で昼食。読書。休んでから、何となく皇居を歩いたことがないと思い、散歩しながら東京駅へ。OAZOにて、これまた骨董品に出会うが、購入せず帰宅。
家で、弟と一緒にヨガを試みる。なんとなく、今の自分には良いような気がし、ipadを見ながら行う。それなりに技術が必要だが、身体が気持ち良い。
刑事コロンボを観ながら食事をし、父母が帰ってくるのを待って就寝。

8/21(日)
ゆっくりめの朝食から、オリンピックのサッカー決勝戦をみて、部屋で寛ぐ。ふと気付き、風の小屋の掃除を行う。外装の波板はしなり、なかの防水が見え、内部も木がゆがみ、窓がひとつ開かなくなっていたが、それでも、空間は残っていた。これは、私にとっては、なかなかのもの。
お昼を家で頂き、東京の骨董市を見てから名古屋へ。11連休が終わる。
この連休では、焦りがあまりなかった。自分の道が、ある程度見えて来たからであろう。それゆえ、心にも余裕がある。
明日からは、またガタガタした日々が始まる。しっかり身体を整えよう。

242_橋本関雪記念館(京都市)

2016年08月17日 21:24

感想等は別記。

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241_太宰府天満宮(福岡県太宰府市)

2016年08月17日 21:22

福岡県太宰府市にある神社。旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は梅紋である。菅原道真(菅原道真公、菅公)を祭神として祀る天満宮の一つ(天神様のお膝元)。初詣の際には九州はもとより日本全国から毎年700万人以上の参詣者がある。現在、京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされ、また菅公の霊廟として篤く信仰されている。
(wikipediaより)

感想は別記。

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240_照国神社(鹿児島県鹿児島市)

2016年08月17日 21:21

鹿児島県鹿児島市照国町にある神社。旧社格は別格官幣社。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。照国大明神(島津斉彬公)を祀る。祭神は薩摩藩第11代藩主の島津斉彬。
(wikipediaより)

感想は別記。

35_床

2016年08月17日 21:10

高田志保さん作の茶碗に、西洋菊を活ける。
ささやかなお盆。

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夏の備忘録(前半)

2016年08月17日 09:15

今年の夏は11連休。とりあえず前半の備忘録。

8/11(木)
午前1時半まで、客先、関係ゼネコンと飲む。朝、ほぼ始発で博多へ向かうはずが、まさかの寝坊。急いで荷物をまとめ、電車に乗り込むも、1時間以上の遅れ。以前は、飲んでも朝起きられたが、なかなか歳をとってきたか。
車中、前日の焼酎が胃に残っており、気持ちが悪い。何回かトイレに行こうかと思ったが、指定席列車の通路でギュウギュウになりながら、博多を目指す。広島へ着くころ、通路は段々空いてきたので、旅行会社等に連絡をし、今後の旅程について相談。鹿児島からのフェリーが間に合わず、他の便が満席のため、急遽飛行機にて屋久島へ行くことに。空港へ電話してみると、簡単にとれて、逆にビックリした。
新幹線は博多から座れ、寝ながら南下。鹿児島中央駅着。駅前で昼飯を済ませ、空港行きのバスに乗り、鹿児島空港からプロペラ機にて、屋久島へ。夜着。
空港前でレンタカーを拾い、諸々買い物を済ませ、1時間以上車を走らせ、いわさきホテルへ。なかなかリッチなホテルだが、ここしかとれなかった。しかし、夕飯のコースといい、風呂といい、部屋といい、私には贅沢すぎるくらいで、心地よくホテルでの時間を過ごし、就寝。

8/12(金)
朝6時に起き、朝食を済ませ、エントランスロビーで待つ。この日は、白谷雲水峡へのトレッキング。ガイドさんは、元気なおじさん。各ホテルを車で巡り、私以外全員女性の7人チームでトレッキングすることに。
まずはカメラ講習から。今時のガイドは、色々なデジカメや携帯カメラのことも知っていないといけないと思うと、いろいろ大変だなと素直に感じる。白谷雲水峡は、全く過酷ではなく、ちょっとしたハイキングのようである。各所で行われた写真撮影は、男子一人としてはちょっとやりづらい部分もあったが、苔むすの森はじめ、とてもきれいだった。至って世俗的な感想だが、本当にもののけ姫の世界であった。

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夕方前には、ホテルに戻る。しっかり歩いたからか、森林浴の効果か、身体が気持ちよく疲れており、風呂に入り、夕食を済ませると、冷房の効いたホテルで19時に寝入ってしまう。20時半頃目を覚まし、諸々明日の準備をし、21時半就寝。

8/13(土)
朝4時起床。当日は4時40分ロビー集合で、縄文杉へ向かう。前日早く寝たためか、かなりスッキリ起きる。当日のガイドさんは、洋風な顔立ちで、声の通るおじさん。私以外は(おそらく)夫婦と(おそらく)カップルの計5人。車でバス停まで向かい、バスで30分程度走ると、登山口へ着く。
準備運動してから、トロッコ道をゆっくり歩き始める。縄文杉へは、往復約10時間の長丁場。枕木の上を歩きながら、ガイドに耳を傾けながら、しっかりとした速度で進む。あまりのんびりしていると、帰りのバスに乗れない可能性があるため、時間配分は重要なのである。
有名所は、各所見るが、個人的には三代杉に惹かれた。屋久島は岩の島。故に、土壌が肥沃ではない。だから、木々は少ない栄養分で、ゆっくりゆっくり育つ。そのため、寿命が長い。しかし、この森では、ひとつの木が切られ、或いは台風などで倒れると、その上に種が着床し、新たに杉がのびていく。下にある木に寄生するわけではないため、根を地面までおろすことになり、木の形状が入り乱れ、多様化する。倒木の上で育った杉が切られ、切株の上に育った杉が三代杉。西洋的な観念でいうと、三代目の杉の年齢で価値が図られそうだが、もはや何年生きているのかわからず、アイデンティティも単一ではない。ある意味、人間社会の縮図。近代が分離しようとした混沌がそこにはあった。
若い女の子がなかなかスピードについてこられず、ゆっくり目の登山であったが、昼には縄文杉に御目にかかえることに。推定樹齢7200歳。木肌の隆起と、おおらかさが、他の杉とは異なっており、とても優しかった。
写真撮影をしっかり行うと、また下山。帰りは早い。山登りでは、トイレがなかなかないのだが、実際は汗をかき、さほど困らない。平日、会社外出の際購入したトレッキングTシャツと靴下も、なかなかよかったのかもしれない。

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17時下山。バスと車にてホテルへ。皆さまと解散。若いカップルは、さほど会話も聞かれなかったが、札幌から来た御夫婦は、ちょっと素敵に思えた。美男美女・・・という感じではないのだが、お互い愛し合っているのだなぁと、ほのぼの思った。
部屋に戻ると、ちょっとテレビをかける。オリンピックの熱戦が、繰り返し繰り返し報道されている。お風呂で疲れをいやし、部屋の整理をし、夕食を頂き、部屋でゆったりしたら就寝。

8/14(日)
この日はゆっくり。といっても6時起床し、朝風呂へ。京都の職人さんのおかげで、風呂が好きになってきている。それから朝食。窓から眺める山々は、鬱蒼と緑に覆いつくされている。名古屋に帰ったら、この風景を忘れてしまうだろうなと、それなりに旅をしてきた経験から思う。少し、ブータンにも近いような、でも、やっぱり全然違う。
諸々所要を済ますと、チェックアウト。レンタカーで、港方面へ。初日、車道沿いに品のある建物があると思ったが、堀部さん設計の建築だった。そこで、最終日に訪れることに。
行ってみると、中庭形式の気持ちの良いショップ&カフェで、ジュースを注文し、外で寛ぐことに。熱帯地方の建築という感じ。風土に逆らわないところは、さすがというか、しかし、堀部さん独特(堀部さんのデザインは、一般解というよりは、ちょっと独特なものがあると思う)の、繊細過ぎない品の良さというか、そういうものを感じた。10年以上前、学生の頃イメージした自邸に近く、こんな家に住んだらどう思うか、考えてみる。とりあえず、掃除が重要だ。
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車を走らせ、レンタルした登山道具を返却し、買い物をし、ガソリンを入れ、車を返して、港へ。フェリーにて、鹿児島へ。
鹿児島では、新幹線の乗り換えに2時間程度時間があったため、少しブラブラ歩くことに。駅から程近い照国神社を参拝。その直後、豪雨。笑える程雨が降り、お土産などあるため笑えない状況に。タクシーを拾い、駅へ逃げ込む。鹿児島の記憶が「雨」になってしまった。
鹿児島中央駅からは、数時間で博多へ。博多では、大宰府を廻り、中洲へ。屋台にて博多ラーメンと、焼き明太子。それから瓶ビール。屋台に座って食事をするのは、記憶のある限り初めてではないかと思うのだが、夏の夜が気持ちよく、ほろ酔いで博多駅へ。博多から名古屋へはのぞみでとばす。といっても3時間半。ホテルで熟睡したためか、まったく眠れず、ゆっくりと屋久島の旅が終わった。

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8/15(月)
終戦記念日。朝から京都へ。久々に京都の職人さんに会いに。京都に着いたら、ヨドバシカメラへ。屋久島にて、カメラを川に水没させてしまい、新しいものを買おうか検討に。SONY RX100にひかれるが、なぜが長年使い続けている本機が復活。せっかくなら、自分のカメラをしっかり使ってからと思い、自分のカメラの性能を色々試してみることで。カメラの他にもPCも見る。僕の周りの物は、長生きが多く、そのため、電化製品の寿命を超えても使えてしまうため、なかなか。
喫茶店では、匠明の解読と、川端康成を読む。午後、フラフラとグランピエへ。購入したい物が出来、検討に。喫茶店をぶらつきながら、夜、銀閣寺へ。久々にあった職人さんは痩せていたが、会えて嬉しい。夕飯にカレーうどんを食し、買い物をし、銭湯に行ってから、部屋に戻る。ゆっくり時間を過ごし、0時就寝。

8/16(火)
6時起床。ゆっくり時間を過ごしてから朝食。職人さんと別れてから、橋本関雪記念館へ。なかなかの庭園と茶室。日頃から運動するようになったからか、身体が軽い。色々しっかり、ゆっくり見られる。
それから、高麗美術館へ。白磁の物が見たくて言ったが、個人美術館ということもあり、独特な雰囲気。意外に、展示数も少なかった。白磁の白は、歴史的に色々な意味が投影されている。白故に。高麗美術館の廻りを巡り、陶器を見たり、お茶したりしながら京都を南下。三条へ。
三条でも、同じように器や花器を見る。白磁も美しいが、白磁の花器は、時々花そのものより美しくなっているようで、それはちょっと困りもの。併せて、何必館・京都現代美術館にも寄る。魯山人の作品は、ギャラリーでしか見た事がなかったが、しゃれっ気があってなかなか良いものである。
近くのZEN CAFÉで寛いだら、今度は北上。寺町通りにて、またしても器巡り。そこで、高田志保さんという作家さんの、美しい鉄釉の器に出会う。かなり安価ということもあり、購入することに。あまり現代作家のものを購入しないが、これはなかなか。それからグランピエへ。昨日目を付けた、インド製のブリキ物入れと、トルコ製の水差し。物入れの方が高かったが、前者はメダカ飼育の道具入れ、後者は花器などに使う予定。
大きな荷物を持ったままZEST御池という地下街で、20時の送り火を待つ。本屋をブラブラ。女性誌が並ぶコーナーに、生活関係の本がある。これがなかなか面白い。いかにも「女性向け」という感じがあるが、ほのぼのしており、隣に山積みにされた女性ファッション誌には当然のように興味はないけど、生活をゆっくり楽しむような内容は、今の私にはとても良かった。
20時になると、送り火を見ようと外に出るが、鹿児島に負けないような雨。それでも何とか、鴨川付近に人だかりを見つけ行ってみるが、何も見えない。「見えない!」と言いながら、何かを待つように雨に打たれながら立ちつくしている人たちを見ると、なかなか感慨深いものがある。色々な意味で日本を感じた。
紙袋が雨で破れてしまったため、インド産の粗末なブリキ缶をそのまま持ち、京都、そして名古屋へ。色々な人に見られる。
長期休みも、半分が過ぎるが、焦りがない。今は、仕事がゆったりできているということが大きいが、私自身、あまり焦らなくなった。茶道は、日常の美学。師は、いつでも近くにいる。それを見つめる力がついてきたなら、これはなかなかでかしたものである。

進むべき道にあるものたち

2016年08月07日 11:40

だんだんと、気持ちが決まってきている。私の生きる道が。別に、狭める必要はない。カッコつけず、正直に生きる為の道。そして、その興味の対象として最近読んで、観たもの。

『京都ぎらい』 著:井上章一

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京都の職人見習いさんに借りた本。借りてみたら、まさかの井上章一。大学の頃、アンチ大文字歴史観的な感じで、井上氏の本は読んだ。あの頃は、私の思考が広げる起爆剤になったことは確かであるが、いつからか疎遠になっていった。それが、ベストセラーで、京都の本屋に山積みで並べられるとは、なかなか不思議なものである。

『能はこんなに面白い!』 著:内田樹 観世清和

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内田さんは、以前から尊敬できる方であるが、観世流の能を何度か見せてもらったことがあり、読んでみることに。対談形式だったため、とても読みやすかった。社寺建築、数寄屋、茶道、能。みな繋がっております。

『大禅問答 法戦』 ~若き雲水たちの永平寺~』

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たまたま見つけ、レンタルしたDVD。これはなかなか良かった。永平寺の若き坊主たちを追って映像なのであるが、その厳しさというか、清々しさというか。永平寺は訪れた事があり、その厳しさがにじみ出ていた。また、自分が建築家として設計する際、寺院というものがどういうものでありうると、それを知るためにはとても良かった。DVD購入しようかな。

『蘇る玉虫厨子 ~時空を越えた技の継承~』

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併せてレンタル。職人の姿を見ることは、とても楽しい。厨子は建築であり、建築ではない。今は、自分の思考は、何か箱としての建築というよりは、もっと皮膚に近づいている気がする。スケールを横断するのは、茶道含め、日本文化の技。とてもよかった。


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