午前は熟睡。建設業に携わる者にとっては普通なのかもしれないが、平均睡眠時間4時間はキツイ。ただ、以前より睡眠時間が少なくてすむのは、やはり以前に比べエネルギーをつかってないからだろうか。とりあえずそのツケは週末にやってくるのだが。
午前は資材購入。午後から施工。
遂に天井施工へ入る。事前に野縁は付けてあったので、適切な大きさにカットし貼りつけていく。今回の工事は常にそうなのだが、作りながら設計を練り直していくということが前提なので、常に最終形を作るのではなく、空間がイメージできるところまでまず施工する。
今回の場合は、まず合板をカットしビスで仮止め。空間構成を確認し、設計の承認が取れたら(とるのは無論私だが)本施工。合板をはがし塗装、それから釘打ち、パテ埋め、塗装の順だろうか。天井を貼っていから塗装だとムラが出そうなので、一度はがす工程とした。

天井が貼られると、天井高が分かる。天井高1775だが、低い・・・とは感じなかった。何を聞かずとも、空間が「座れ」とささやいてくる。座ると、ちょうど良い。茶室もきっと「座ってくれないか」と空間が語りかけてくるのだろう。
低い天井高でも、入口はピロティ下からくぐるので、とても高い位置に天井があるように感じ、空間は伸びやかに広がっていた。設計段階で意図した構成は、間違っていなかったと感じる。
また、当然室内は暗くなる。いや、陰影がつくのだ。それは空間に「場」を与え、流れを生む。
中央から順次東側へ貼っていたが、やがて北東のトップライトが姿を現す。光が、今までそこにあったはずの光が初めて姿を現した。カーンの言うように「光は建築の壁に照らされ、初めて自分が光であることを知る」のである。

明日は出勤なので、今週の作業はここまでとなる。段々と、完成への音が聞こえる。嬉しいような待ち遠しいような、でもちょっと寂しい。そんな心持である。
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